【東京喰種トーキョーグール1巻】悲劇の始まり…!〜アニメ2期に先駆けて〜
東京喰種アニメ2期までもう1ヶ月です……!
待ち遠しいので、コミックでおさらいしながら待機でございます。
表紙が奇麗でふと巡り会ったらジャケ買いしてそうなくらいでした。
アニメエンディングは原作の引用かと思ってましたが、どうやら違うようでした;
というわけで1巻感想です!
東京喰種 1―トーキョーグール (ヤングジャンプコミックス)
- 作者: 石田スイ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2012/02/17
- メディア: コミック
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リゼさん。金木君を襲う流れがとても鮮やかでした。
金木君がリゼさんに夢中なのを知ってか知らずか、リゼさんは巧みに惹き付けていったところでガブリです。この手慣れ具合だと普段もただ力任せに人食いしてるわけじゃないんでしょうねー。人間は食事のシチュエーションを大事にしますが、喰種もどう喰らうかも大切なんでしょうか。
なんだかリゼさん金木君の恋心を騙して襲った悪魔のようです。
がしかし!ウソは言ってないんです!!
読書の趣味が同じなのは、食い違いがありましたがホントでした。
血液型が同じなのも、移植手術によると事実のようでした。
年齢もサバを読むような年代にも見えないのできっとそうなのでしょう。
今まさに捕食する相手にもキチンと接するところからすると、リゼさんは意外と筋の通ったタイプなのかも知れません(笑)
一方で、金木君とヒデの友情が悲しかった。
ヒデとは<ビックガール>での打ち上げを二度と楽しめない。
大好きなハンバーグも想像を絶する程不味いし、むしろ可愛い店員さんへの食欲が恐ろしい。
金木君にとって、ヒデは人間社会に残る理由でもあり、人間と喰種の狭間で苦しみに耐える動機ですが……
ヒデは気づいてるようですね……金木君が喰種だということに。
今の人間とは程多い喰種の体質に苦しむ金木君からすると、ヒデに人非ざる喰種と気づかれるのは絶対に避けたいでしょうね。しかし、色々と聡いヒデは気づかぬ振りをするんでしょう。
金木君は「ヒデに自分が喰種であることを隠す」のに精一杯です。これは異種モノとしての宿命であります。ですが、いつか金木君が「喰種である自分をヒデに受け入れてほしい」と切望した時にヒデが気づいたなら、金木君にどうリアクションするのか気になるところです…!